青色申告で確定申告するなら、複式簿記での記帳が必要になります。
複式簿記とは一つの取引を貸方と借方の二つに分けて(仕訳して)記帳していく記帳方法のことです。
記帳方法にはお小遣い感覚でできる単式簿記というのが他にありますが、複式簿記での記帳のほうが多く控除を受けられるためおすすめです。
また、複式簿記で青色申告するためには、主要簿と呼ばれている「仕訳帳」や「総勘定元帳」を作る必要があります。
そして、必要に応じて、現金の出入金を記帳していく「現金出納帳」や掛け売上を顧客ごとにまとめた「売掛帳」などの補助簿を用意します。
ただ、複式簿記の場合は一つの取引をいろいろな帳簿に転記していかなければならないので、手書きでの管理は取引が多くなると非常に面倒です。
そこで、複式簿記での記帳は会計ソフトを利用するのがおすすめです。
複式簿記で記帳できるフリーソフト・エクセル一覧
会計ソフトは一つの取引(仕訳)を入力するだけで必要な帳簿に自動的に転記されるため、帳簿にかかる時間を大幅に削減できます。
最近では青色申告で必要になってくる決算書まで作成してくれる無料ソフトもあります。
ソフト名 | 帳簿の種類 | 決算書作成 | 対応OS |
現金出納帳テンプレート | 現金出納帳 | × | windows Excel |
フリーウェイ経理Lite | 主要簿・補助簿 | ○ | windows PCインストール型 |
エクセル簿記 | 主要簿・補助簿 | ○ | windows Excel |
★☆個人事業用会計ソフト★☆ | 主要簿・補助簿 | ○ | windows PCインストール型 |
複式簿記は仕訳のパターンに慣れてしまえば簡単に記帳することができますので、ぜひ挑戦してみてくださいね!