自営業を開業してある程度利益がでるようになったら税金を税務署に納めないといけないのですが、そもそもどのようにして税金というのは計算されるのでしょうか?

自営業者の税金というのは簡単にいうと
売上-必要経費=利益
の『利益』をもとに計算され課税されていきます。

利益が多ければ課税される税金が多くなりますので、いかに必要経費を計上することができるかが節税対策の大きなポイントとなるのです。

では具体的に必要経費とはどのようなものが認められるのでしょうか?

必要経費とは仕事必要な経費のことで、ノートや文房具、コピー用紙などの『消耗品』やインターネットや電話などの『通信費』、取引先との打ち合わせやに使ったバス代・電車代は『旅費交通費』としてすべて必要経費として計上することができます。

また自宅を事務所として兼用している場合はその家賃のいくらかを必要経費として計上することができます。必要経費として認められる金額は自宅の内どのくらいのスペースを事務所として使っているか?によって変わってきます。住宅ローンを支払っている場合は住宅ローンの支払利息のみが必要経費として認められており、こちらも仕事用のスペースの割合によって金額が変わってきます。

必要経費にはその他にも接待交際費や水道光熱費、新聞図書費、広告宣伝費、取材費、外注費などがあり、自分でどれだけ仕事用のものと認識できているか(関連づけられるか)、領収書などの客観的な証明書を残しているかが節税対策する上で重要になってきます。