褒めて伸ばすという言葉は教育現場でよく聴く言葉だと思いますが、
褒めたほうが成績が向上するということは、すでに実験されていて効果が分かっているそうですよ。

人は誰かに褒められたり、期待されるとやる気になって能力が伸びるものです。人間の脳は、褒め言葉に反応して脳内の線条体の血流が良くなり、活性化します。

人間の脳はイメージを司ると言われる右脳と、論理、数字などを司る左脳に分かれており、イメージを司る右脳が「ダメだ」と思うと、左脳はできない理由を考えます。
イメージを司る右脳が「できる」と思うと、左脳はできる方法を考えます。
″褒めて伸びる″秘密は脳にある【サカイクフェスティバル特別企画2】 – サカイク – Soccer Journal(サッカージャーナル) – livedoor スポーツ

褒められることで脳が活性化されるそうです。
逆に、ダメだといわれると出来ない理由を考えるそうです。

ピグマリオン効果とゴーレム効果

褒められると成績が向上するという実験は、ドイツ生まれでアメリカの教育心理学者ローゼンタールRobert Rosenthal(1933― )が1963年から1964年に行っています。

そして周りからの期待によって成績が左右するという現象を、ピグマリオン効果、ゴーレム効果とよんでいます。

期待することによって、対象者からやる気が引き出され、成績が向上する現象をさす心理学用語。キプロスの王ピグマリオンが自分で彫った象牙(ぞうげ)の乙女像を愛し続けた結果、乙女像が本物の人間になったというギリシア神話にちなんでこうよばれる。「教師期待効果」あるいは「ローゼンタール効果」ともいわれる。逆に、周りから期待されていない対象者の成績や成果が、平均値を下回る現象を「負のピグマリオン効果」「ゴーレム効果」とよぶ。
ピグマリオン効果 – Yahoo!百科事典

こういった実験の話は、子供を教える立場の方や、親は是非知っておきたいですよね。

日本人は「褒める」ことに慣れていませんからね・・・・
意識して褒め言葉を使うのも練習しないと。

それに、大人になるとなかなか褒めてもらえる機会って少なくないですか?

でも、褒めてあげることで脳は活性化することが分かっているのだから活用したいですよね。

そんな時は自分で褒めてあげるといいそうですよ!

1日の始まりに「できる、絶対出来る!」と声にだして自分を励ましてあげる。

声にだして!というのがポイントです。

これだけでも、全然違います。

私もまず作業を始めるまえに、セルフイメージを高めて、
声に出して自分を励ますこと忘れないようにしています。

だまされたと思ってやってみてください。

ホント、全然違いますから♪