自営業を開業するには開業届を納税地の税務署に提出しないといけません。正式には「個人事業主の開廃業等届出書」といい、用紙は国税庁のコチラのHPからダウンロードできます。
開業届の書き方ですが、用紙には住所・氏名のほか屋号や開業日や事業内容などを書いて提出します。青色申告することが決まっている場合は『青色申告承認申込書』も一緒に提出するようにします。また、課税売上高が1,000万円を超えるような場合は『課税事業者選択届出書』も一緒に提出するようにします。
従業員や専従者を雇い給与を支払う事がきまっている場合には、『給与等の支払の状況』の欄にも記入する必要があります(日給・月給などと記入)。また、青色事業専従者の届出書なども必要となってきます。
この個人事業主の開業届は事業開始から1か月以内に所轄の税務署に提出するようにします。
また青色申告承認申込書には提出期限があり、原則として青色申告しようとする年の3月15日までに提出します。
例えば平成21年1月15日に開業した場合は平成21年の3月15日までに申込書を提出する必要があります。
1月16日以降に事業を開始した時は、開始の日から2カ月以内に所得税の青色申告承認申込書を提出するようにしましょう。