国民年金基金はサラリーマン等の方との年金額の差を解消するため公的な年金制度として平成3年に創設されました。

年金の給付の型は、終身年金A型・B型、確定年金Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型・Ⅳ型・Ⅴ型の7種類があり、自分で何口入るか決めることができます。

終身年金というのは65歳から死ぬまで受け取ることができ、確定年金というのは65歳から5年間・10年間・15年間と年金を受け取れる期間が決まっています。

例えば30歳から国民年金基金に加入し、1口目:A型終身年金(月額9,740円)、2口・3口目:確定年金(月額3,560×2)で保険料を月額16860円上乗せして支払っていくと、65歳からもらえる年金が年額497,600円(月額41,466円)増えるそうです。

■ 30歳2月に、計3口(1口目:A型、2口目以降:Ⅰ型2口)に加入した場合

●1口目はA型を選択
年金額は(1)240,000円+(2)8,800円=248,800円

1. 基本年金額は、20,000円×12月=240,000円
2. 加算額は、加算月数10月(12月-2月)×880円=8,800円

●2口目以降はⅠ型を2口選択
年金額は(1)240,000円+(2)8,800円=248,800円

1. 基本年金額は、10,000円×2口×12月=240,000円
2. 加算額は、加算月数10月(12月-2月)×440円×2口=8,800円

合計年金額は248,800円+248,800円=497,600円(月額41,466円)

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上記の例でいくと国民年金(月額:14,660円※平成21年4月~)+国民年金基金(月額:16,860円)で保険料月額31,520円支払って65歳~月額約107,000円もらえるということですね。

それでも少ない!!どうする!icon:face_surprised