最近ブログでの表現力というか、いかにして自分の意見を分かりやすく伝えるか?ということを考えていました。
何かのヒントになるかも・・・と思って買った本。
15秒で納得させる”通る資料”の作り方 話さず決めるプレゼン 天野暢子
何か・・・本を買うのも久しぶりな気がします。
パッと目を引く記事にするには
この本は企業に対して行うプレゼン、企画案の作り方について書かれている本です。
あくまでも見た目、パッと見た瞬間に伝わる資料、話さなくても決まる「プレゼン資料」について書かれていますが、これはブログにもつながるところが多々ありました。
資料作りという手間をひとつはさむことでグッと分かりやすく説得力のある記事になるんですね。
もちろん見た目も大事。
プレゼン資料は見た目が5割以上で、わずか15秒で即決されるそうです。
ここでは本書で紹介されていた、ブログでも使えそうな「伝えるためのテクニック」について書いてみたいと思います。
タイトルは中身を読まなくても分かる言葉で言い切る形に
たくさんのウェブサイトがあふれる中で、読んでもらえるかどうかの判断は「タイトル」なのではないでしょうか?
ポイントとして中身を見なくてもタイトルで言いたいことを簡潔に伝えること。
そのためにキーワードとなる単語を並べ替え、体言止めにしてみると言葉が強くなるそうです。
体言止めとは「~だ」や「~です」を使わない、言い切る形の表現方法です。
慣れるまでは、まず言いたいことを自由に1行で書いてみて、その言葉を体言止めする訓練をしてみましょう。
その際にできるだけ言葉は短縮します。
人が一度に覚えられのは3つまで
伝えたいことがたくさんあっても、人が一度に覚えられるのは3つなんだそうです。
2つでは無理なのに、3つ一緒なら覚えられる。「3」は不思議がつまった魔法の数字です。
具体的な例としては、○○御三家、三原則、オリンピックのメダル(金・銀・銅)、3Kなどです。
人間の記憶力には限界があるので、文章に言いたいことを詰め込むのは逆効果だというわけです。
確かに言われてみるとそうですよね。
2つだと少ないと感じるし、5つだと多いと感じる。
3つだとしっくりきます。
プレゼンも同じで、言いたいことを3つのポイントに絞ると、伝わりやすくなると言っています。
数字マジック
読み手は「できればたくさんの文章は読みたくない」と思っています。
文字数を減らしながら、相手に伝えたいことを伝えるには数字を使うことが有効なんだそうです。
数字で表現することで、内容がより正確に伝わります。
確かに・・・・この本もそうですが、タイトルとは別にあるキャッチコピー、
”15秒で納得させる”
があるのとないのでは全然印象が違いますよね。
“簡単クッキング”よりも”3分クッキング”ならやってみようと思えたり、”業界最大級の実績”よりも”2000万件の実績”なら信用できそうだと思えます。
まとめ
人に分かりやすく説明するには、ただ単に文書をまとめるのではなく、それなりの努力も必用なんだなぁと感じた本でした。
これからは面倒でも数字をグラフ化をしたり、文章を図式化することも考えていきたいです。